お茶コラム
おいしい緑茶のいれ方1(基本)
今回は、おいしい緑茶のいれ方を御紹介します。八女茶、知覧茶等、九州の高級緑茶を買ったら、おいしくいれないともったいないですね。まずは、基本的な高級煎茶の淹れ方です。 ※目安 茶葉1人分=4g、2人分=6g お湯の分量は1人分100cc位を基準に、なさってください 1.まず、急須に人数分の茶葉をお入れください。 2.人数分の湯呑にお湯を入れて、冷まします。※3つの効果があります1、湯のみが温まる 2、お湯の量がわかる3、お湯の温度を下げる 3.湯呑から 湯冷ましにお湯を注いで、さらに温度を下げます。(上級煎茶の適温は70℃くらいです) 4.湯冷ましから、茶葉の入った急須にお湯を注ぎます。 5.40秒ほどお待ちいただき、人数分を少しずつ湯呑に注いでいきます。その際最後の一滴まで注ぎきってください。 さらに美味しいお茶を淹れる為に「おいしい緑茶のいれ方2(4つのポイント)」もご覧下さい!
おいしい緑茶のいれ方2(4つのポイント)
「美味しいお茶のいれ方1(基本)」の続きです。 1. お湯の温度お茶の種類によってお湯の温度は変える必要があります。下記は目安です。 種類 温度 玉露 50℃ 上級煎茶 70℃ 普通煎茶 80℃ 番茶・ほうじ茶 90℃ 2. お湯の量茶葉の量とお湯の量のバランスが悪いと美味しいお茶にはなりませんね。上級煎茶や玉露は小さめの急須と小ぶりな湯飲みがいいです。茶碗へ注ぐ湯の量は8分目ほどがいいです。下記は目安です。 種類 1人分量 2人分量 3人分量 玉露 25ml 50ml 70ml 上級煎茶 100m 200ml 300ml 普通煎茶 130ml 260ml 380ml 番茶・ほうじ茶 220ml...
抹茶の点て方
抹茶は直射日光を避けて育てられた新芽を、蒸した後に乾燥させ、石臼で挽いて粉状にしたものです。日本茶の中でも唯一、葉から抽出したエキスを飲むのではなく、お茶の葉そのものを食べる独特なものです。抹茶はビタミンCや繊維質をはじめ、豊富な成分のすべてを体に取り込むことができる、健康に良いお茶でもあります。 〇抹茶の点て方 ①篩(ふるい)にかけた抹茶を茶杓2杯分(約2g)茶碗に入れます。 ②80℃のお湯を60ml抹茶碗に注ぎます。 ③まず底の抹茶をゆっくり混ぜ、次に茶筅を底から少し上げ、手首を前後に しっかり振ります。泡が立ちましたら茶筅の先を泡の表面まで上げ、ゆっ くり動かし泡を細かくします。